医療ベンチャーが架空売上でVCから詐取して逮捕
医療ベンチャーによる出資金の詐取案件です。
(参考)業績偽り高値で自社売却 スタートアップ元代表逮捕、16億円詐取疑い:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD018C00R00C26A5000000/?n_cid=dsapp_share_android
医療系ベンチャー企業「MTU」の元社長、
原拓也容疑者が、
虚偽の売上や事業実績を提示して
投資会社「J-STAR」から約16億3千万円を騙し取ったとして逮捕されました。
なんと実際には売上ゼロ。
それを「約8億円の売上があり、50の医療機関に導入済み」と偽っていました。
医療やセキュリティという
投資家が好きそうな領域です。
自身がメディアに出演した際の
映像を悪用して信用させていた模様です。
原容疑者の経歴
(StartupDBより)
慶應義塾大学卒
2012年 Johnson&Johnson株式会社入社
2015年 J&J日本営業表彰受賞
2018年 Cancer Technologies株式会社設立
2020年 医療会社へ会社売却
2020年 MTU株式会社設立
2023年 Cancer Lab事業売却
(参考)Youtubeに出演する原容疑者
もちろん騙す方が悪いのですが、
16億円もの巨額投資を行いながら、
売上ゼロの実態を見抜けなかった
J-STAR側も、プロとしての目利きが出来ていたのかは疑問です。
※J-STAR
中堅・中小企業を投資対象とする
ミッド・スモールPEファンドの雄として
業界内でも一目置かれている「名門」です
さすがに売上ゼロであれば、
DDで事業の不自然さに気づく余地はあったはずです。
