「決算書」でつまづかせないためには②
財務・会計の学習においては、以下のつまづきポイントがあります。
– -膨大な情報量に圧倒されて思考停止する
– 分からない言葉のオンパレードで難解に感じる
– 知識を関連させながら理解できない
この中でも特に、「知らない言葉」が大量に出てくる、というのが大きなつまづきポイントとなり得ます。
そもそも簿記とは経済活動の記録方法なので、言語のようなものだとも言えます。
新しい言語に挑戦するときには、まずは頻出の単語を覚える、それを使って言語の枠組み(文法)を理解する、さらに単語を覚えて表現の幅を増やしていく、というプロセスを経ます。
財務・会計の学習においても、まずは頻出の単語を覚え、それを使って枠組みを理解するというプロセスを経ることが重要です。
多くの勘定科目は、実務経験の無い方にはどうしても抽象的で分かりにくいため、どの勘定科目をはじめに覚えさせるかが、初学者の教育においては頭を悩ませるところです。
直感的に理解しやすいものの例
– 支払手数料
– 現金・預金
– 新聞図書費
– 車両運搬具
分かりにくいものの例
– 未収収益などの経過勘定
– 減価償却費
– 引当金
できるだけ理解しやすい勘定科目を使いつつ、売上・仕入・売掛金・棚卸資産など、財務諸表の構造の解説に必要なものは、早めの段階で例を挙げて解説しておく必要があります。
簡単でも、ワークを用意しておくと理解が定着しやすいです。
