保証協会の限度額が10億円へ
保証協会の保証限度額が
10億円へと大幅増額です。
(参考)中小企業融資の公的保証、上限2.8億→10億円 M&Aや設備投資促す:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA037960T00C26A9000000
とはいえ、
実際の利用平均金額は15百万円、
しかも92%は運転資金とのことで、
実際には2.8億円の上限まで
使っているような企業はレアなんだと思われます。
そもそも無担保枠である
80百万円も限界まで使っているのか、
という点も疑問です。
そんな中での、
この10億円への増額は、
経産省が「保護」から「成長支援」に
軸足を移しつつある、ということの意思表示な気がします。
確かに、コロナ以降、
中小企業に対して、
資金繰り支援・価格転嫁・
事業再構築・第三者承継など、
「救済」のような支援が隆盛だったように感じます。
窮境に陥っている中小企業は、
地域の雇用に貢献していたり、
エッセンシャル・ワークを
担っているので、
保護しなければいけない趣旨はよく分かります。
しかし、この領域だけに
資金とマンパワーを集中させて
しまっては、成長支援に回す資源が不足してしまいます。
政策金利も前倒し引き上げの話が出る中、
どの取引先と積極的にリレーションを取りに行くべきか、
といった、ターゲット選定は、今まで以上に重要になってきそうです。
