銀行員は工場見学をしなくなったか?
工場見学は、銀行営業の楽しみの一つです。
取引先の現場を案内してもらうと、
事業への理解が深まるだけでなく、
経営者や従業員の方との距離も縮まります。
ところが、コロナ禍以降、
工場見学をした、という話を聞くことが
減ったように感じます。
決算書の数字と事業の実態を結びつけるには、
現場を見ることが大切です。
棚卸資産の現物を見ることができたり、
実際の機械を見ることができたりします。
現場を実際に見て、
そのイメージをもちながら話を聞く、
それにより、決算書もよく読めるようになります。
こうした現場に入れるのは、
銀行員ならではの貴重な機会です。
製造業に限らず、サービス業なら店舗を訪ねたり、
一人の客として利用したりする方法もあります。
中小企業診断士試験には
生産管理の科目もありますが、
過去に見学した工場を思い浮かべることで、
知識を理解しやすくなりました。
生成AIが何でも教えてはくれますが、
やはり、工場見学のように、
取引先の現場を体感する機会は
減らないでほしいと思います。
