粉飾事例「テックコーポレーション 191億円」②|2024/12/27配信分

猿樂です
(このnoteについて)
テックコーポレーションの粉飾は、
金融機関というよりむしろ、取引先(販売代理店)
を欺いていた事例といえます
もちろん金融機関も、
取引実態のない手形を割引させられた
という点で欺かれた側です。
しかし、販売代理店の以下コメントは
こうしたケースでの金融機関の見られ方を
よく表しています。
「(振り出された手形の)枚数は多く、
割り引いていた金融機関も
責任が重いのではないか。
架空取引の手形を割り引き、
利益をあげる行為は問題だ。
(テック社が)不審な取引をしていると
金融機関が気づけば、
ここまで被害が広がらなかった」
いかがでしょうか。
確かに商手割引は、
振出人(今回の場合は販売代理店)
の信用力で担保されているものの
与信枠の設定はテック社に対してです
したがってテック社スキームは、
金融機関には説明されていたものと思われます。
この難解なスキームに対し
早期に疑念を抱いていれば、
被害の拡大は防げたのかもしれません
