企業価値担保を有効に運用するには①|2025/11/07配信分

猿樂です
(このnoteについて)
来春からいよいよ運用がはじまる企業価値担保
各金融機関で検討が実施されていますが
有効に運用できるのか?
(参考)金融庁|想定事例
https://www.fsa.go.jp/policy/kigyoukachi-tanpo/soutei_jirei_01.pdf
上記事例をもとに考察していきたいと思います
まずは成長局面の事例1SaaS企業
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◼ 企業規模:小(足下は赤字)
◼ 資金調達:- 資本はVCから5億円
– 借入はゼロ*
* 経営者保証の設定はしない意向。
◼ Fintech系ベンチャー。足下のMRR(月次経常収益)は数千
万円規模で順調に増加。解約率も低位安定し、顧客基
盤を順調に拡大している。
◼ 信頼できるVCからの出資・サポートを受けている
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1事例目から、なかなか微妙な想定です
MRRが数千万円ということは
年商3-5億円程度の規模感です(小か?)
VCも億単位入っているということは
調達ステージはシリーズA~B
ベンチャーデットで与信をとれるかとれないか
という状況でしょうか
この会社に対して数億円のファイナンスとのこと
正直、企業の目利き力云々ではなく
VCによる評価に対してのぶら下がり融資
に過ぎないと感じます
目利き力を謳うのであれば、
せめてシード~シリーズAの間で
金融機関側の評価にVCをアレンジする
という、金融機関主導のケースでないと
面白くありません
VCに乗っかることが前提ならば
銀行員には将来性を評価する力は無い
と言っているのと同義かと思います
