売上の99.7%が粉飾だったKDDI子会社広告事業
KDDI子会社2社が、2018年から行なっていた循環取引の調査報告書が出ました。
スキームとしては、子会社2社のほか、21社もの代理店が関わる、かなり複雑なものです。
ムリヤリ、単純化すれば、
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上流代理店
↓
ビッグローブ←KDDIグループ金融
↓
下流代理店
↓
上流代理店に戻る
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という商流で、
1. ビッグローブがKDDIグループ金融から資金調達する
2. そのお金で下流代理店に支払う(先出し)
3. 下流代理店はそのお金で上流代理店に支払う
4. 上流代理店はそのお金でビッグローブに支払う
というサイクルでした。
通常は、上流代理店からの売上金が入金し、それで下流代理店への仕入支払をするところ、KDDIグループ金融がついたことで、先に仕入支払ができてしまった、というのがこのサイクルに歯止めが効かなくなった要因です。
このKDDIグループ金融の立ち位置が、銀行だったらと思うとゾッとしますね。
循環取引の片棒を担いだも同然です。
架空売上を積み増し続ける循環取引は、必ずどこかで発覚します。
逆に言うと、気付かれるまで続きます。
その間、善良な債権者や取引先、親会社に至るまで騙し続ける、ということになります。
